Skin Skincare University

クリームを塗っても物足りない人へ — 「蓋」の前に必要なこと

CONCERN-FIRST GUIDE 肌悩み解決ガイド
KAIAN R&D Team||

リッチなクリームを塗っているのに、肌がまだ乾燥している感じがする。もっと重いクリームを使うべき?

その前に知っておくべきことがあります。クリームの「蓋」機能だけでは、根本的な保湿はできません

クリームが「蓋」でしかない理由

多くのクリームの主成分は油分(ワセリン、ミネラルオイル、植物油)です。これらは肌表面に油膜を作り、水分の蒸発を物理的にブロックします。しかし、水分そのものを供給する機能はありません

比喩で言えば、壊れたバケツに蓋をしているようなもの。穴(バリアの隙間)があれば、蓋をしても水はゆっくり漏れていきます。

保湿の3つのメカニズム

1. オクルーシブ/エモリエント(蓋・保護膜) — 油分で表面を覆い、水分の蒸発を防ぐ(オクルーシブ)とともに、肌表面を柔らかく整える(エモリエント)。→ クリームの主な役割。

2. ヒューメクタント(吸水) — 水分を引き寄せ保持する。→ ヒアルロン酸、グリセリンなど。

3. バリアリペア(修復) — 角質層の構造を修復し、水分保持力を根本から改善。→ セラミド、コレステロール、脂肪酸。

クリームだけでは「1. オクルーシブ/エモリエント」しかカバーできません。3つ全てが揃って初めて、本当の保湿が実現します

今日からできること

1. クリームの前にセラミド美容液を — 蓋の前に壁を修復。

2. ヒューメクタントが含まれているか確認 — クリームにヒアルロン酸やグリセリンが含まれていれば、より効果的。

3. 「重さ」ではなく「成分」で選ぶ — テクスチャーの重さは保湿力と比例しません。軽くても効果的な処方は存在します。

※本記事は化粧品成分に関する参考情報であり、効果を保証するものではありません。数値・試験結果は条件により異なります。医薬品的効能を示すものではありません。
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