Skin Skincare University

肌は何でできている?——表皮・真皮・皮下組織の3層構造

LEVEL 1 肌の構造と科学
KAIAN R&D Team | |

あなたの肌は、毎日触れているのに、実はその「中身」をほとんど知らないもの。肌はたった一枚の薄い膜ではなく、3つの異なる層が重なった精巧な構造でできています。

イメージしやすいのは、フランス菓子のミルフィーユ。パイ生地とクリームが交互に重なっているように、肌も「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層が、それぞれ異なる役割を持ちながら美しく重なっています。

Skin Cross-Section / 肌の3層構造表皮 Epidermisバリア機能 ・ ターンオーバー ・ 厚さ約0.2mmパイ生地真皮 Dermisコラーゲン ・ エラスチン ・ ヒアルロン酸ハリと弾力の源 ・ 厚さ約1〜3mmクリーム皮下組織 Subcutaneous断熱 ・ クッション ・ エネルギー貯蔵土台肌の全体像

第1層:表皮——肌の「盾」

最も外側にある表皮は、厚さわずか約0.2mm。食品用ラップフィルムほどの薄さですが、外部刺激や紫外線、細菌から身体を守るバリア機能を担っています。

表皮の細胞は、約28日かけて基底層から角質層へと押し上げられ、最後は垢となって剥がれ落ちます。これがターンオーバーと呼ばれる肌の新陳代謝です。

第2層:真皮——ハリと弾力の源

表皮の下にある真皮は、厚さ約1〜3mm。皮膚(表皮と真皮)の大部分を占める主要構造です。コラーゲン(強度)、エラスチン(弾力)、ヒアルロン酸(保水)が網目状に張り巡らされ、肌のハリ・弾力・うるおいを生み出しています。

真皮が衰えると、シワやたるみの原因になります。スキンケアで「エイジングケア」と言われるものの多くは、この真皮へのアプローチです。

第3層:皮下組織——身体を守るクッション

最も深い層にある皮下組織は、主に脂肪でできています。外からの衝撃を吸収するクッション、体温を保つ断熱材、そしてエネルギーの貯蔵庫として機能します。

「肌が薄い」「たるみやすい」と感じる部分は、この皮下組織の厚みが関係していることもあります。

まとめ:3層を知ることがスキンケアの出発点

スキンケア製品がどの層に働きかけるのかを知ることで、自分に本当に必要なケアが見えてきます。次のレベルでは、表皮のターンオーバーの仕組みを詳しく解説します。

※本記事は化粧品成分に関する参考情報であり、効果を保証するものではありません。数値・試験結果は条件により異なります。医薬品的効能を示すものではありません。
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